痛みについて
■痛みのケアとは
当院では痛みのケアを大切にしております。
痛みは、動物にとってストレスになるだけでなく、痛みによる様々な働きにより、実際に病気や術後の回復を遅らせます。
痛みを適切に取り除くことによって、動物のストレスを緩和し、回復を早めてあげることができます。
また、高齢になると慢性の関節痛などで遊ばなくなったり、散歩を嫌がったり猫だと爪をとがなくなったりなどの症状が出ることもあります。
痛みを緩和してあげることでQOLの改善をすることができます。
- ・術中・術後の痛みの緩和
- ・処置時(痛みを伴う場合)の痛みの緩和
- ・がんの痛みの緩和
- ・関節の痛みの緩和
- ・その他(外傷・じょく創など)の痛みの緩和
などに対して、適切な疼痛緩和を行います。
ワンちゃんネコちゃんの痛みについてお困りの方はご相談ください
当院で実施している痛みのケア
- 1.消炎鎮痛剤(NSAIDS)
人間で使うロキソニンに似た薬です。
手術や病気による痛みの管理などで幅広く使います。
- 2.局所麻酔
手術時に他の鎮痛剤と組み合わせて使います。 - 3.麻薬性鎮痛剤
手術時に注射や点滴として使います。特殊な痛みの時に使う貼り薬(パッチ)もあります。 - 4.サプリメント
関節などの慢性の痛みに使います。
特に当院では麻薬性鎮痛剤を手術時や術後の痛み止めとして使用しており、よりしっかりとした痛みのケアを行っています。
なお痛みの原因によっては必要な治療や有効な薬剤が変わります。
痛みのケアの前に検査をお勧めする場合もあります。
詳しくは獣医師にお問い合わせください。