なぜ必要なの?
避妊、去勢手術は子宮の病気、乳がん、不必要な子犬の出産の防止、マーキングや夜鳴きなどの好ましくない行動を予防するのに役立ちます。
どんな手術なの?
全身麻酔による手術です。
手術方法はメスでは開腹手術で、子宮と卵巣をすべて摘出します。
オスの場合は精巣のみの摘出となります。
手術の時期は?
手術の時期は生後5ヶ月を過ぎればいつでも可能ですが、発情中のメス犬は、出血が多くなるため、発情が終わって10日ぐらいしたら手術が可能となります。
また出産後の場合、離乳後2から3週間たてば手術が可能となります。
手術の流れは?
手術の料金は?
≪♀避妊手術≫
犬 20kgまで 32,500円
30kgまで 36,500円
40kgまで 42,500円
猫 27,500円
≪♂去勢手術≫
犬 10kgまで 22,500円
20kgまで 24,500円
40kgまで 26,500円
猫 20,500円
※健康状態に不安があったり、高齢のワンちゃん・ネコちゃんには検査代が別途必要になる場合がございます。
手術後の注意点は?
退院は、異常がなければ手術翌日の午前中(9時~12時)に退院できます。
退院当日の食餌は普段の2分の1程度にしてください。
抜糸は異常がなければ14日後に行います。その日が休診日にあたるときは翌日に行います。
抜糸までは猫は外に出さないように、犬は軽い散歩程度にしてください。
避妊手術・去勢手術の際に縫合糸反応性肉芽腫を防ぐため、お腹の中に縫合糸を極力残さないよう、糸を使わずに血管を留める機械(バイクランプ) や吸収性の縫合糸を使用した手術を行っています。
通常の手術とバイクランプの血管シーリングシステム使用の手術は、飼い主様で選択できます。
バイクランプ使用の手術料:通常の手術+10,000円
バイクランプ使用例:避妊手術
縫合糸反応性肉芽腫とは?
手術で血管などを結ぶ縫合糸に体が異常反応して、皮膚が赤く腫れて膿が出たり、しこりになったりする疾患です。